えみねこLab

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ヨガ生活の始まり〜呼吸〜

はじめまして、えみねこです。

 

ヨガに興味があるけど身体が硬い」「経験がないからヨガスタジオに行くのはハードルが高い」など、ヨガに興味があってもなかなか始められない人は多いと思います。でも大丈夫!ヨガはお家で簡単に始められるものです。

 

 

  はじめに

体の不調や心身の乱れで悩み、なんとなく良さそうなヨガを本格的に始めたのが、海外生活8年以上経っていた数年前。気が付けばヨガが好きになりすぎて、全米ヨガアライアンスRYT200を取得しました。

 

ちなみにRYT200とは、ヨガアライアンスによって設定された、ヨガインストラクターの国際資格です。

 

この資格を取得するにあたり、呼吸と心の状態はすごく関係していると気付かされました。心が穏やかな時は呼吸は深くゆったりと、緊張状態にある場合は、早く浅くなりますよね。

 

今回は、運動が苦手でも身体が硬くてもすぐに始められる、ヨガの呼吸法を紹介します。

 

 

  呼吸法とは

ヨガの呼吸法のことを、プラーナーヤーマと言います。

 

プラーナ」は生命力、「アーヤーマ」は制御(コントロールという2つの言葉でできています。またヨガの呼吸法は、口ではなく鼻で息をします

 

  プラーナーヤーマの効果

プラーナーヤーマを実践することにより、血液循環内臓機能や消化機能の向上、自律神経系のバランスを最適化することでき、気道の浄化と瞑想のための準備となります。体の軽さや顔の輝きを感じ、消化力アップ心身の浄化などの効果が期待できます。

 

プラーナーヤーマ(呼吸法)を効果的にするため、呼吸法の前に身体をきれいに浄化し、より呼吸法の効果を上げる浄化法(クリヤ)というものがあります。まずは浄化法の1つである、カパーラ・バーティーについて説明します。

 

  カパーラ・バーティとは

カパーラ(=頭蓋骨)をバーティ(=輝かす)という意味で、空気を使って身体を浄化します。

 

  カパーラ・バーティのやり方

始める前に、鼻をかんでおきましょう。

  1. 楽で心地よい姿勢で座る
  2. お腹を引き締めるようにして、鼻から力強く息を吐く
  3. 空気が自然に入るので、素早く次の息を鼻から吐く
  4. これを繰り返す

フッフッフ・・・と力強く鋭く息を吐き、吸う息は身体の自然な動きに任せる感じです。慣れるまではゆっくりのペースで、徐々にリズミカルに1セット10〜30回繰り返します。3セットすると効果的です。呼吸機能が向上し、血液循環を促進すると言われています。

 

  カパーラ・バーティの注意点

息を素早く吐くのを繰り返すので、高血圧心臓病めまいの症状のある方ヘルニア胃潰瘍のように腹部に疾患のある方、また妊娠中の方には禁忌とされています。(生理中の方は、体調を見ながら無理はしないように!)途中で苦しさを感じた時は、普通の呼吸の戻しましょう。

 

朝ぼーっとしている時や、日中の気分転換には、カパーラバーティするだけで気持ちも頭もスッキリ!です。

 

鼻や気道の浄化が済んだ後は、プラーナーヤーマ(呼吸法)を取り入れることで、無理なく良い結果を得ることができるとされています。

『ハタヨータガ・プラディーピカー 2章』

 

  ナーディー・ショーダナ(片鼻呼吸法)

ヨガでは、身体を流れるプラーナ(生命力)の通り道のことを、ナーディー(脈管)と言います。ナーディ(脈管)ショーダナ(浄化)するという呼吸法です。左右交互に行う呼吸法で、心と身体を落ち着かせ自律神経のバランスが整う効果があると言われています。

 

  ナーディー・ショーダナのやり方

床やマットの上にあぐらで座り、背筋を伸ばします。膝が痛い場合は椅子に座っても大丈夫です。この時、肩の力は抜きましょう。

 

右手はナーシカ・ムッドラー(人差し指と中指を中に丸め込む)

左手でチン・ムッドラー(人差し指を丸めてその上に親指をのせ輪っかにする)を作ります。

手のひらを上に向けたまま、両膝に手を置きます。

 

目を軽く閉じ、今の自然な呼吸に意識を向け、両鼻からゆっくりと呼吸を数回して気持ちを落ち着けます。

  1. 右手の親指で右の鼻を閉じ、左の鼻から5カウント数えながら息を吸う
  2. 右手の薬指で左の鼻を閉じ、右の鼻から5カウント数えながら息を吐ききる
  3. そのまま、右の鼻から5カウント数えながら息を吸う
  4. 右手の親指で右の鼻を閉じ、左の鼻から5カウント数えながら息を吐ききる
  5. 再び、左の鼻から5カウント数えながら息を吸う

1から4を5〜10セット繰り返します。最後のセットで左の鼻から息を吐いた後は、右手を膝の上に下ろして、ゆっくりと自然な呼吸に戻していきます。

 

私はヨガをする前に浄化法ヨガをした後に呼吸法を取り入れています。疲れている時、眠れない時や気持ちが不安定な時、ナーディー・ショーダナ(片鼻呼吸法)で心が落ち着くので、オススメです。

 

それでは、また!